ERA・EMMA・ALICE(エラ・エマ・アリス)

何かの呪文みたいですが、ERA・EMMA・ALICEとよぶ「子宮内検査」があります。

ERAは、子宮が胚(受精して分割が進んだタマゴ)を受け止める(所謂着床)準備ができているかを調べる検査。EMMAとALICEは子宮の中の「微生物」の状態を調べる検査です。それぞれ検査することもできますが、三ついっぺんにもできます。やることは「子宮内膜をちょっと採取して、遺伝子検査や細菌検査を行う」というものです。

 

この中でEMMAとALICEは子宮内の「微生物」を検査します。

動物系研究をしていた頃は『子宮内は無菌で、その中から外科的に取り出してやれば無菌に近い子どもを取り上げることができる!』と思っていた時代がありました。雌性生殖道って外に開いてるのに!

「子宮の中の細菌叢を調べてみると様々な細菌がいて、その状態によっては妊娠が難しくなっているようだ。」なんてことを聞いてしまったのです。子宮って無菌じゃなかったの?

 

よくよく調べてくれた方々がいて、「どうも悪い微生物が多いと妊娠しにくく、乳酸菌とかが優勢だと妊娠に良い影響があるらしい。」と報告されました。

EMMAとALICEは、ここのところを明らかにしてくれます。

 

気になっている方は、一度ご相談ください。・・・乳酸菌リッチがいいとかなんとか・・・。

 

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